【字幕】緊急事態条項創設の議論を進める「絶好の機会」? 加藤官房長官2021年6月11日午後記者会見

【字幕】緊急事態条項創設の議論を進める「絶好の機会」? 加藤官房長官2021年6月11日午後記者会見
2021年6月11日(金)午後 加藤勝信官房長官記者会見
https://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/202106/11_p.html
日本国憲法の改正手続に関する法律(憲法改正国民投票法)の同日における可決・成立を受けて
<1:25-3:29>
●NHK
NHKの〇〇です。関連して伺います。
今回与党だけではなく、野党第一党の賛成も得て法案が成立したことへの意義を伺います。
また、自民党は今後、憲法改正の具体的な議論を進めたいとしている一方で、立憲民主党は付則に盛り込まれた広告規制の検討を優先すべきだとしていますが、今後の憲法議論の順序についてはどのようにお考えでしょうか。
●加藤官房長官
まず国会の中の差、それぞれの党派ごとの差、賛否についてですね、政府としてコメントするのは差し控えたいというふうに思います。これ、そもそも議員立法ということでもあります。
それから、その上でこれからどう議論を進めていくか、まさにそれは国会においてですね、あるいは憲法審査会において、与野党でご議論されながら進めていかれるものというふうに思います。
●NHK
NHKの〇〇です。重ねて伺います。長官は先日、都内の講演で憲法改正について
「憲法審査会で建設的な議論をし、緊急事態を含めた国民的な議論につなげて頂きたい」と述べられています。頻発する自然災害や今回のコロナ禍を受けて、緊急事態条項の創設の必要性が高まっているとの認識でしょうか?
●加藤官房長官
大地震等の緊急時において、国民の命と安全を守るため、国家や国民がどのような役割を果たし、困難を乗り越えるべきか、そして、それを憲法にどのように位置づけるか、といったことは、きわめて大切な課題であるというふうに考えていることを申し上げ、また、新型コロナによる未曽有の事態を全国民が経験し、緊急事態の備えに対する関心が高まっている、この現状において、議論を提起し進めることは、絶好の契機であると考えております。
国会において、憲法審査会、また民間の方々の間においてもですね、こうした観点について建設的なご議論、ご提言がされることを、大いに期待したいと考えております。
<29:36-32:14>
●東京新聞
東京新聞・村上です。先ほどの憲法の緊急事態条項の創設の必要性について確認をさせてください。
長官、先ほど、コロナによる未曽有の事態を全国が経験し、緊急事態の関心が高まる中、議論を提起し進めるのは絶好の契機である、絶好の契機と考えている旨、お話になり、「絶好の契機」とおっしゃっていたように聞こえました。
これ、私の聞き間違いなら大変恐縮なのですが、確認なのですけれども、先ほどこの、「絶好の契機」というふうにおっしゃられたということでよろしいですか?
●加藤
絶好の契機というのは、絶好の機会と言いますか、そういうタイミング、ということであります。
あの、これはまあ既に、そうした私も参加された場においてもですね、そういったご意見も出てきた、出ていたわけでもありますから、まさにこうしたことを踏まえて、どう考えて、どう考えていくのかということでありますから。どう考えていくのかということを、まさに考えて頂く、そうした一つのタイミング、機会であるというふうに考えております。
●東京
東京新聞・村上です。その機会、契機というのはわかります、理解しますけれども、「絶好」と言いますと、この上なく良いという意味になるかと思います。コロナでこれだけ多くの人が亡くなられ、また飲食業の方など苦しまれている中で、そういった状況を、この緊急事態条項の創設に関して、「絶好の」とおっしゃった。そこの真意というのを今一度お伺いできますか?
●加藤
それだけ、それぞれの皆さんが苦しんでいることを、絶好と申し上げているのではなくてですね、まさにこうして皆さんが、こうしてこの問題に対してどう考えていかなきゃいけないか、というふうに思われている、そのことを申し上げているんです。
私は一切、その今申し上げたように、この状況がいい状況だと、あるいは絶好の状況などとはまったく思っておりませんし、そういった疑問すら、出てくるものではありませんので、申し上げたいのは、そうした皆さんが、今この事態、こういった中で、緊急事態というものに対してどう考えるべきなのか、ということについて、大変高い関心を持っておられる、そこを申し上げてる、ということであります。
●東京
東京新聞・村上です。では1点、簡単に確認させてください。
では特に、「絶好の」という表現については特に問題ないというふうにお考えということですね。
●加藤
問題ないというのは、まさにそういう意味で関心が高まっている機会、その機会をとらえて議論していくということ、そのことを申し上げている、ということであります。

映像出典:首相官邸ホームページ